文化財センター企画展「小金井桜と武蔵小金井駅」

名勝小金井（サクラ）名勝指定100周年記念事業

玉川上水堤の桜並木は、約290年前に幕府の指示により府中市押立村出身の代官川崎平右衛門　定孝等が両岸約6キロメートルに数多くのヤマザクラを植樹しつくったものといわれています。

小金井桜の名勝指定から100年
以来、ヤマザクラの景勝地として知られ、全国的に有名な花見の名所となり、小金井桜は1924（大正13）年に国の文化財である名勝に指定されました。今年は指定から数えて100年の節目となります。　

JR武蔵小金井駅も節目の100年
JR武蔵小金井駅の前身である小金井仮乗降場も名勝指定の同じ年に開設され、今年4月に開設100周年を迎えました。
そして、2026（令和8）年には、JR武蔵小金井駅が正式開業してからいよいよ100年を迎えようとしています。

名勝指定100年を記念した展示では、江戸時代から継承されてきたヤマザクラ並木の歴史とともに武蔵小金井駅の開業について、錦絵や写真等のセンター所蔵資料からご紹介します。