Vol.22 7年ぶりの決算「認定」も課題多く
更新日：2024年10月29日
令和6年10月8日（火曜）の市議会にて、令和5年度の一般会計決算が賛成多数で7年ぶりに認定されました。
決算審査は当該年度1年間にわたり行政が行った事務執行が適切であったかどうかを市議会で質疑を通して明らかにし、判断されるものです。
令和5年度は私が初めて1年間市政を担った年度ですが、認定をいただいたのは新庁舎および（仮称）新福祉会館建設が2年ぶりに実施設計を再開し、進捗をはかることができた点が大きかったと認識しています。また、公式LINEアカウントの運用を開始し市の情報発信力を高めたことやDXの推進に取り組んだこと、タウンミーティングの毎月開催をはじめ、若者MIRAIトークや中学生サミット等の市民参加の取り組みを進めたこと、「地方自治とこども施策」全国自治体シンポジウムの開催等、未来の種をまいた事業・施策が評価されたものと感じています。
一方で、昨年夏に複数の施設でエアコンが故障したことを含め、各公共施設の設備管理や修繕が行き届いていないことや事務ミスが続いていること、学童保育所の入所児童増加に伴う大規模化への抜本的な対応が遅れていること等について厳しいご指摘もいただいています。職員が取り組んだ仕事が認められたことは嬉しいですが、一方、指摘されたことに対して真摯に改善に努めていくことが重要であると認識しています。
令和6年11月27日（水曜）で私が市長に就任してちょうど2年が経過し、任期の折り返しを迎えることとなります。至らない点も多く日々反省することが多いのですが、小金井市がさらに魅力あるまちになるため、山積する課題と向き合い取り組んでいきたいと思います。引き続き、お気づきの点があれば気軽に皆さんの声をお寄せください。
本記事は、市報令和6年11月1日号にも掲載しています。
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